エンゼルスの大物遊撃手獲りは「ほぼ不可能」 FA市場はシーガー、コレアら粒揃いも
米ESPNがシーガー、コレアらスター遊撃手をランク付け、専門家による移籍先予想も
今オフのFA市場は大物遊撃手が多い。コーリー・シーガー(ドジャース)、カルロス・コレア(アストロズ)をはじめ、マーカス・セミエン(ブルージェイズ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バエス(メッツ)らがFAとなる。米放送局「ESPN」はFAとなるスター遊撃手のランク付け。ポイントを集計したランキングを公開している。
11人の専門家が5人の遊撃手を1位から5位でラング付け。1位は11人のうち6人から1位票を集めたシーガーで、2位以降はコレア、セミエン、ストーリー、バエスとなった。注目は専門家による移籍先予想だ。ヤンキースがシーガーかコレアと契約、タイガースが元アストロズ監督だったヒンチ監督との縁でコレアと契約、レンジャーズが大物遊撃手をダブル獲りするなどといった意見もあった。
大谷翔平投手が所属するエンゼルスも遊撃手は補強ポイントの1つ。しかし、投手陣の立て直しが最優先事項。トラウト、レンドン、アップトンの高額契約もあり、チームの予算も限られている。さらには大谷との契約延長問題も。大物遊撃手をランク付けした専門家は記事で「エンゼルスがショートに大金を費やすのは本当に難しくなるだろう。ほぼ不可能だ」と証言している。
これまでにエンゼルスのミナシアンGMは投手補強を最優先事項に挙げ、主に二塁手だったフレッチャーを遊撃手にコンバートさせるプランを披露している。ストーブリーグがどのような動きを見せるのか注目だ。
(Full-Count編集部)