大谷翔平は「かつてないほど体が大きく強く」 代理人が予感した9勝&46発のフル回転
ベースボール・アメリカ誌がバレロ代理人の証言とともに活躍の理由に迫る
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、米専門誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手に選出された。日本人選手の受賞は史上初。同誌は代理人を務めるネズ・バレロ氏の証言をもとに今季活躍の理由に迫っている。
2018年に新人王を受賞したものの、同年オフに右肘のトミー・ジョン手術を受けるなど度重なる故障に悩まされた。投手復帰した昨季は低調な成績に終わり、同誌は二刀流継続に「懐疑的な声が強まった」と言及。その中でバレロ氏は昨オフに大谷の変化に気づいたという。「かつてないほど体が大きく、そして強くなっていた」。そして、同誌にこう証言している。
「(昨年の)成績より、はるかに良い選手だということを、彼自身が分かっていた。『2020年シーズンを消し去り、2021年はリベンジするつもりだから』と宣言できるほど、熱心な姿勢だった。そしてその通りのことをしてみせた」
今季は登板前後に設けられていた休養日を撤廃。9勝&46本塁打と成績を一気に伸ばした。「出場機会が増えたこと」が活躍の要因だったことに触れ、「オオタニは2021年にMLB史上でも最高レベルの活躍をした。投打同時に球界屈指の活躍をした。そしてMLBキャリアで初めてそのパフォーマンスを1年間通して維持した」「新たに手に入れたフィジカル、そしてスケジュールと共に軌道に乗った」と伝えている。
(Full-Count編集部)