「スポーツマンシップ」って何だろう? 少年少女が知るべき“プレーする真の目的”

日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏会長【写真:中戸川知世】
日本スポーツマンシップ協会の中村聡宏会長【写真:中戸川知世】

全力を尽くしても勝てないことはある…その時に何を得られるのか

「トーナメントであれば、半数のチームは1回も勝てません。そこで『勝利こそ全て』と言うのがナンセンス。そこで何を身に着けるべきかといえば、スポーツマンシップなのです」

「尊重」とは「自分ではどうにもならないことを大切にする」ことだ。試合にはルールがあり、自分で書き換えることはできない。審判も、相手チームの選手もいる。そこを尊重し、常にフェアに行動することが必要だ。

「勇気」はグラウンドの中だけではなく、自分自身との戦いに立ち向かう心のこと。失敗すれば恥ずかしさや羞恥心にも襲われる。様々な困難に立ち向かい、実践するチャレンジ精神を大切にする。

「覚悟」とは全力を尽くす気持ちだ。プレーしているのは長い人生のほんの一瞬だが「悔いはない、やりぬいた」と言えるかどうかが大切になる。まず勝利を目指して全力を尽くす。その結果の敗北や失敗も受け入れ、諦めずにやりぬくことが大切だという。

 子どもたちがこの3つを身に着けようとすれば、指導者や保護者もその意義をしっかり知ることが必要不可欠となる。子どもを交えた「三位一体」で、スポーツマンシップの広がりを作り出していく。

(記事提供:First-Pitch編集部)

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