西武が吉川光夫ら大量8選手を戦力外に 2012年パ・リーグMVP、3球団渡り歩いた左腕
今季は開幕1軍も5試合で防御率16.62に終わる
西武は25日、吉川光夫投手ら8選手に来季の戦力外を通告したと発表した。吉川は昨オフに日本ハムから金銭トレードで移籍、今季は中継ぎとして開幕1軍を果たしたものの5試合で勝敗なし、防御率16.62という成績に終わっていた。
吉川は2006年の高校生ドラフト1巡目で日本ハム入り。1年目から4勝を挙げ、中日との日本シリーズでも先発登板した。その後は制球難から1軍に定着できない時期が続いたものの、2012年に14勝5敗、防御率1.71の成績でリーグ優勝に貢献、パ・リーグMVPに輝いた。
2015年に2度目の2桁となる11勝を挙げたものの、16年オフに大田らとの交換で巨人にトレード移籍。19年シーズン中には日本ハムへ復帰し再起を目指した。1軍通算成績は219試合に登板し55勝70敗、防御率3.96。
他には伊藤翔投手、中塚駿太投手、齊藤大将投手、粟津凱士投手、駒月仁人捕手、綱島龍生内野手、育成の中熊大智捕手が戦力外とされた。
(Full-Count編集部)