エンゼルス、守護神“流出”の危機 FA市場の上位25人入りで争奪戦は必至か
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今季34セーブの守護神・イグレシアスは今オフFAになる
7年連続でプレーオフ進出を逃した大谷翔平投手の在籍するエンゼルス。今オフの戦力補強は必須とされているものの、守護神“流出”の危機にも直面している。
MLB公式サイトは「このオフシーズンのFAトップ25」をランキング形式で紹介。その中でエンゼルスで今季34セーブをマークしたライセル・イグレシアス投手が救援投手でただ1人、トップ25に入った。
カルロス・コレアやコーリー・シーガーら大物遊撃手やマックス・シャーザーやジャスティン・バーランダーといった先発投手がFAになる今オフ。MLB公式の選定した上位25人のうち、投手は9人が入ったが、リリーフは25位のイグレシアスだけ。救援投手を求める球団による争奪戦になってもおかしくない様相だ。
MLB公式サイトの寸評では「イグレシアスの力強い実績は同じくFAとなるケンリー・ジャンセンほど長くはないが、彼の総マイル数(累積の負荷)はより少ない」とされており、他のリリーフ投手に比べ、蓄積疲労が少ない点も好材料とされている。
エンゼルスにとっては欠かすことのできない絶対的守護神のイグレシアス。残留か、はたまた流出か。右腕の動向にも注目が集まる。
(Full-Count編集部)
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