西武吉川&齊藤で“ドラ1”が8人目… 日本ハムを含め新たに10人が戦力外で計67人に
西武の吉川は2012年の日本ハム時代に14勝5敗、防御率1.71の成績でパ・リーグMVP
25日は西武が吉川光夫投手、伊藤翔投手ら8人、日本ハムでは今井順之助内野手と育成の鈴木遼太郎投手に戦力外通告を行った。これで今オフに戦力外通告を受けたのは、セ・リーグ36人、パ・リーグ31人の計67人となった。
吉川は2007年にドラフト1位で日本ハム入団。1年目から1軍で登板を重ね、2012年には14勝5敗、防御率1.71の成績でパ・リーグMVPにも輝いた。その後巨人、再び日本ハムと渡り歩き、昨オフ金銭トレードで西武入りしていたが今季は1軍でわずか5試合の登板に終わっていた。通算成績は219試合に登板し55勝70敗、防御率3.96。
これで今オフの“ドラ1”の戦力外は、吉川の他に、西武・多和田真三郎投手、榎田大樹投手、齊藤大将投手、オリックス・吉田一将投手、阪神育成で元中日の鈴木翔太投手、広島・今村猛投手、ソフトバンク・吉住晴斗投手の計8人。
西武ではその他に粟津凱士投手、駒月仁人捕手、綱島龍生内野手、育成の中熊大智捕手が戦力外となった。
日本ハムの今井は2016年のドラフト9位で中京高(岐阜)から入団。1軍通算では4試合に出場、13打数2安打、打率.154。鈴木は2017年のドラフト6位指名を受け、東北学院大から入団。2020年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約したものの、支配下入りを果たせなかった。
また日本ハムは谷口雄也外野手が今季限りでの現役引退を発表。通算271試合に出場し打率.240、7本塁打。
(Full-Count編集部)