ヤクルト6年ぶりリーグ優勝! 高津監督5回宙を舞う、2年連続最下位から下克上
横浜スタジアムで“待機”のち歓喜
■ヤクルト 5ー1 DeNA(26日・横浜)
ヤクルトが2015年以来、6年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした。マジック「2」で迎えた26日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に5-1で勝利。対象チームの阪神が甲子園で中日に敗れたため、優勝が決まった。
一足先に試合を終えると、横浜スタジアムのビジョンに阪神の一戦が映し出され、三塁ベンチから行方を見守った。阪神の敗戦を見届けると、ナインは飛び出してマウンド付近で歓喜の輪をつくった。就任2年目の高津臣吾監督は笑顔で5度、宙を舞った。
大一番でも投打がしっかり噛み合った。初回に先制を許しながら、直後の2回に同点とすると、3回に一挙4点を奪った。5回から継投策に出ると、6回からは先発ローテーションを担ってきた高橋奎二投手を投入。2回無失点で“勝利の方程式”につなぎ、最後は守護神のマクガフが締めた。