父は敵軍監督、WSでの“親子対決”実現に息子感激 「これ以上ないほど特別なこと」
ブライアンの妻でトロイの母のロニーさん「どんな気持ちになるか…」
トロイは「2019年にワールドシリーズに辿り着けたのはとても特別なことだった。相手が誰であれ、今回も特別なことになるだろう。でも、自分の父親とワールドシリーズで対戦することができるだなんて。私たちにとってこれ以上ないほど特別なことだよ」とコメント。父のブライアンも「スニッカー家は、これで家にワールドシリーズのトロフィーを飾ることになる。誰が所有者になるかは分からないが、とてもクールなことだ」と述べている。
では、母のロニーさんはどちらを応援するのだろうか。ブライアンは「その質問をしたら、彼女は泣き出すだろうね」と語り、トロイも「彼女がただ手を叩くだけか泣くかは分からないけど、私は泣くと予想する。取り乱すんじゃないかな」と予測する。
2人のコメントを聞いた母は「何を根拠に言ってるんでしょうね。これは滅多に起こることじゃありません。どんな気持ちになるか分かりません、今回はブレーブスの一員として行くので前とは違うでしょう。前回はトロイの母としてそこ(ワールドシリーズ)に行きましたから」と話している。
スニッカー家はブレーブス一色だった。ブライアンはブレーブス傘下のマイナーでバックアップ捕手を務めていた時に、当時ファームディレクターだったハンク・アーロンの提案でコーチ転身。トロイは父のもとでバットボーイなどを務めながら育ち、ブレーブスのスターだったチッパー・ジョーンズに憧れていたという。トロイは2011年ドラフトでブレーブスから19巡目指名を受け、ブレーブス傘下で2シーズンプレーしている。それぞれがお互いのことを「とても誇りに思っている」と発言する父子による頂上決戦。果たしてどんな結果になるだろうか。
(Full-Count編集部)