横浜OBの鈴木尚典氏、BC神奈川監督を退任「またお会いできる日を楽しみに」
BCリーグ・神奈川監督として2020年にBCリーグ優勝「とても大きな財産」
ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスは27日、鈴木尚典監督の退任が決まったと発表した。横浜高、横浜ベイスターズと活躍し、2020年から監督を務めていた。
NPB通算1456安打で2度の首位打者に輝いた鈴木氏は2020年に監督に就任。2020シーズンで東地区優勝(59試合34勝17敗8分)へ導き、BCリーグ優勝も飾った。参入初年度優勝は史上初だった。2021シーズンは東地区3位(58試合26勝25敗7分)だった。
鈴木氏のコメントは以下の通り。
「今シーズンをもちまして、神奈川フューチャードリームスを退団することになりました。昨年は参入初年度ということもあり、右も左もわからない中でのスタートでした。その中でも参入初年度でBCリーグ史上初の新規参入球団初優勝を達成出来たことは私にとって、とても大きな財産となりました。
これも一緒に戦ってくれた選手、ファンの皆様、スポンサー各社様をはじめとする多くの方々の支えがあったからこそ成しえたことだと思っております。その思いを胸に本年も恩返しをとシーズンに臨みましたが、残念ながら連覇とはなりませんでした。コロナ禍という大変な中、毎試合多くの方が試合に駆けつけてくださったことが、私やチームにとって大きな力となっていました。
私は今年で神奈川フューチャードリームスを離れますが、来年以降も引き続き神奈川フューチャードリームスを応援して頂ければ幸いです。いつかまた機会を頂けるのであれば、この神奈川フューチャードリームスのユニホームを着てグラウンドに立ちたいと思います。それまでに私自身もさらに成長し、皆様とともにまた笑える日を迎えたいと思っております。また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。本当に2年間ご声援ありがとうございました」
(Full-Count編集部)