「まだキレッキレですねー」引退するヤクルト雄平の“剛球”披露にファン感涙
1日の引退試合を前にブルペンで懐かしのフォームを披露
今季限りで現役を引退するヤクルトの雄平外野手が2日、自身のツイッターで“剛球”を披露し、ファンから引退を惜しむ声が上がっている。神宮球場のそばにある屋内練習場のブルペンから左腕が投じたボールは、糸を引くような軌道で捕手のミットに収まっている。
雄平は1日の広島戦、右翼の守備から途中出場。7回の打席では左前安打を放った。ただこの強打は「高井雄平」という野球選手の“一部”でしかない。2003年にドラフト1位でヤクルトに入団し、2009年までの7年間は投手としてプレーした。投手として通算18勝、野手として882安打はともに誇れる成績だ。
動画を見たファンからは「やはり一人だけでもマウンドに立って欲しかった」「またピッチャーやってみて欲しかったなぁー」「まだキレッキレですねー! 最後に投げてる姿も見たかったです!!」「これは東北高校左のエース高井雄平」と、引退試合で投球を見られなかったのを残念がる声が並んだ。