聖隷クリストファーが劇的サヨナラで決勝 35年ぶり静岡勢2校の選抜出場が確実に

聖隷クリストファー・上村敏正監督【写真:橋本健吾】
聖隷クリストファー・上村敏正監督【写真:橋本健吾】

3点を追う9回に4点を奪いサヨナラ勝ち

 来春の選抜高校野球大会の選考資料となる秋季東海大会準決勝第2試合が6日、愛知・岡崎市民球場で行われ、聖隷クリストファー(静岡2位)が9-8で至学館(愛知2位)を下した。これで日大三島と共に1987年(富士、富士宮西)以来35年ぶり静岡県勢から2校の選抜出場が確実となった。

 聖隷クリストファーは3点を追う9回に、小出晴希(2年)の適時三塁打、1死三塁から大石太一(2年)の一ゴロ、2死満塁から押し出し四球で同点。最後は堀内謙吾(1年)が二塁へ適時内野安打を放ちサヨナラ勝利を収めた。

 試合後、上村敏正監督は最終回の攻防を振り返り「3点取られて、4点返す。漫画の世界だね。まだ信じられない」と驚きの声を上げていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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