右エルボーから馬乗り殴打 死球にブチ切れた大乱闘に米騒然「球審が傍観者に」
Rソックス有望株の投球がパイレーツ有望株の頭付近へ、大乱闘が勃発した
若手有望株が集う大リーグのアリゾナ秋季リーグで激しい乱闘騒動が起きた。6日(日本時間7日)のピオリア・スコッツデール戦の9回、死球を受けたパイレーツ傘下のカナン・スミスエンジグバが相手投手に殴りかかった。米専門誌「ベースボール・アメリカ」の公式ツイッターが動画で紹介している。
乱闘が起きたのはピオリアの9回の攻撃中だった。代打で登場したスミスエンジグバの頭付近へ、レッドソックス有望株右腕ウィンコウスキーの剛速球が投げ込まれた。死球を回避しようとした背中付近にボールが当たったスミスエンジグバは、その直後から怒り心頭。マウンドへ突進して右肘を投手へ食らわせた後は両軍の選手が入り乱れる乱闘となった。
スタンドを騒然とさせる激しい乱闘。米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「これがアリゾナフォールリーグの乱闘だ!」と注目。乱闘を動画で紹介したベースボール・アメリカ誌の公式ツイッターにはフォロワーから「このアングルでは故意に見える?」「審判はちっとも気にしていない」「球審が傍観者になってる」「審判は立っているだけで投手が殴られている」「(投手は)何もしないのか……」などとコメントされている。