守護神イグレシアス、バーランダーら14選手にQO提示 規定額21億円、返答期限18日
フリーマン、コレア、シーガーらに提示された
大リーグは7日(日本時間8日)、フリーエージェント選手に今季所属球団が規定額で1年契約を求める「クオリファイング・オファー(QO)」の提示期限を迎え、ライセル・イグレシアス投手(エンゼルス)ら14選手にQOが提示された。
31歳のイグレシアスはレッズからエンゼルスへ移籍した今季65試合に登板して7勝5敗34セーブ、防御率2.57をマーク。救援投手市場の注目選手となっている。他球団ではニック・カステヤノス外野手(レッズ)、カルロス・コレア内野手(アストロズ)、フレディ・フリーマン内野手(ブレーブス)、コーリー・シーガー内野手(ドジャース)、ジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)、ロビー・レイ(ブルージェイズ)らに提示された。
今年のQOは年俸上位125選手の平均となる1840万ドル(約20億9300万円)に設定されている。QOを提示された選手は17日(同18日)まで受けるか否かを決断する時間が与えられる。拒否された球団は、選手が流出する保証としてドラフト指名権が手に入り、QOを拒否した選手とFA契約した球団はドラフト指名権を失うことになる。同制度が導入されて以降96人がQO提示されているが、10人しか受諾していない。