カージナルス、史上初のゴールドグラブ賞5部門を占拠 元DeNAグリエルが初受賞
名手アレナドは9年連続受賞、10年連続イチローにあと1年に迫る
大リーグで守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞が7日(日本時間8日)に発表され、ナ・リーグ三塁手部門ではカージナルスのノーラン・アレナド内野手がデビューから9年連続で受賞した。カージナルスの選手がナ・リーグ9部門のうち5部門を占拠。1球団の5部門受賞は史上初の快挙だ。
アレナドは幅広い守備範囲と強肩が魅力。同部門ではパドレスのマニー・マチャド内野手らも最終候補入りしていたが、ロッキーズ時代の2013年から9年連続受賞となった。マリナーズでデビューから10年連続受賞したイチロー外野手にあと1年に迫った。
元DeNAでアストロズのユリ・グリエル内野手はア・リーグ一塁手部門で初受賞。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、一塁手部門の37歳での受賞は最年長だという。
初の受賞選手はア・リーグでは全9部門のうち6部門、ナ・リーグでは4部門だった。大谷翔平投手が所属するエンゼルスで最終候補入りしていたデビッド・フレッチャー内野手(ア二塁手部門)、ジャレド・ウォルシュ内野手(ア一塁手部門)の受賞はならなかった。