筒香嘉智の新天地は月内にも決定? 6~7球団が興味、代理人「自信を持っている」

筒香嘉智の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏【写真:盆子原浩二】
筒香嘉智の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏【写真:盆子原浩二】

パイレーツも残留交渉中「いくつかの契約を提示」

 今季はパイレーツでプレーした筒香嘉智外野手の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が9日(日本時間10日)、サンディエゴ郊外で行われているGM会議で取材に応じ、筒香の来季の契約が月内にもまとまる可能性を示唆した。現在労使交渉のもつれから、大リーグは12月2日(同3日)にロックアウト入りする可能性が取りざたされているが「彼がそれまでに契約できる可能性もある。いい立場を手に入れられると自信を持っているよ」と話したもの。

 ウルフ氏によれば現在筒香には6~7球団が興味を持っており、今季所属したパイレーツも含まれる。「パイレーツは彼を残留させたいと思っている。(年数については)まだ話し合っているところだ。彼らはいくつかの異なる契約やシナリオを提示している」と、すでに契約条件の提示を受けていることも示唆した。

 筒香は今季、レイズでシーズンインし、ドジャース、パイレーツと移籍を繰り返した。ドジャース時代には約2か月に及ぶマイナー暮らしも経験したものの、パイレーツ移籍後は日本で見せていたような長打力が復活。43試合で打率.268、8本塁打を記録した。

「ヨシは1年契約を結ぶ可能性が高い。それが彼の希望だ。今シーズン最後の6週間が本当のヨシ・ツツゴウだ、と証明したいと彼は思っている」とウルフ氏。来季からの導入が検討されている両リーグでの指名打者(DH)制については「導入されれば契約の可能性は広がるだろうが、DHだけではなく、複数の守備もこなせる選手として契約してくれる球団を希望している」としている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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