2年後の台湾プロ野球参入を目指し交渉へ 沖縄本拠の「琉球ブルーオーシャンズ」
クラウドファンディングで資金集めも
沖縄でどのリーグにも所属しない独立球団「琉球ブルーオーシャンズ」を運営する株式会社BASE沖縄野球球団は10日、同社ウェブサイト上で2023年からの台湾プロ野球(CPBL)参入に向け交渉を行うと明らかにした。
そのステップとして、台湾のアマチュア選手の育成を引き受けることを計画しているという。さらにNPB2軍とのチャレンジマッチやキャンプの実施を通じ、沖縄県における地域振興を目指していく。
2019年の設立以来、NPBへの参入を目指してきたがこの方針も変わらないという。「選手育成力をさらに強化し、将来的にはNPBへの参入を含む2球団の運営と2024年の上場を目指し、企業として成長してまいります」としている。
そのための資金調達として株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」を利用する。募集期間は2021年11月14日~2021年11月16日、4680万円を上限とする資金調達を行う計画だ。
琉球は元ロッテの清水直行氏が監督を務める。コロナ禍において活動もままならず、10月には元ヤクルトの比屋根渉内野手、元DeNAの松尾大河内野手らを含む選手の大量退団が発表されたばかり。選手を新しく集めるべく、今後トライアウトを行う予定となっている。
(Full-Count編集部)