ロッテ美馬を打率.462と打ちまくるオリックス主砲 パCS第2戦の鍵を握る選手は?

オリックス・杉本裕太郎(左)、ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】
オリックス・杉本裕太郎(左)、ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】

美馬に対して杉本は打率.462、安達は.417と好相性

 パ・リーグ優勝のオリックスと同2位のロッテが戦う「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージは11日、オリックスの本拠地・京セラドームで第2戦が行われる。オリックスは田嶋大樹投手、ロッテは美馬学投手が予告先発として発表されている。

 初戦は山本由伸投手の4安打完封勝利でオリックスが先勝。アドバンテージの1勝を含めて対戦成績を2勝0敗とし、第2戦に勝てば日本シリーズ進出に王手をかける。注目の第2戦で両チームのキーマンとなるのはどの選手だろうか?

 連勝を狙うオリックスは、ロッテの先発・美馬とは今季5試合で対戦し、2勝2敗の五分。対戦チーム打率.274と決して苦手とはしていない。中でも主砲の杉本裕太郎外野手は対戦打率.462、1本塁打と好相性。安達了一内野手も.417、紅林弘太郎内野手も.400と得意としており、宗佑磨外野手も.308、1本塁打とまずまずだ。

 一方でロッテはオリックスの先発・田嶋とは今季4度対戦し、1勝2敗。対戦チーム打率は.194となっており、得意とはしていない。その中で相性がいいのは藤岡裕大内野手、荻野貴司外野手の2人。ともに打率.333と打っている。主軸を打つレアードも.278、1本塁打とまずまず。エチェバリアも.286の打率を残している。

 両チームの相手先発との相性を見ると、ややオリックスの方が優位か。初戦のような投手戦になる可能性は低そうで、どれだけ早いイニングに得点を奪って試合を優位に進めるかがゲームの行方を左右しそうだ。

(Full-Count編集部)

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