米メディアが選出した“真の価値”は? 通算500発男は-39億円、ソトは+54億円
38歳カブレラの成績は下降線、残る高額契約も…
スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が“選手の真の価値”を算出した。「MLBマネーボールパワーランキング」と題した記事で、WAR(勝利寄与度)をもとにメジャー全30球団のトップ/ワースト5を紹介。タイガースのミゲル・カブレラ内野手は-3400万ドル(約39億円)となり厳しい査定となった。
算出方法は「(ベースボールリファレンス算出のWAR×800万ドル)から2021年の年俸を引く」というもの。根拠としては、米データサイトの「ファングラフス」が2021年におけるWAR1.0を800万ドルと換算していることが挙げられる。
今季通算500号を達成したカブレラだが「3000万ドル(約34億円)という年俸に到底見合っていなかった」と指摘。38歳を迎えて成績は下降線をたどり、2024年のバイアウトの権利を含めた残りの7200万ドル(約82億円)の高額契約が悲観的に捉えられている。
ナショナルズのファン・ソト外野手は+4750万ドル(約54億円)の価値が算出された。一方で、パトリック・コービン投手は-3240万ドル(約37億円)。今季年俸は2440万ドル(約28億円)ながらも31試合の登板で9勝16敗と大きく負け越した。防御率5.82、球界ワーストの自責点111、被本塁打数リーグワースト37など苦しんだだけに、投手の中ではトミー・ジョン手術で今季全休したバーランダーの次に低い価値となった。
(Full-Count編集部)