ど派手ガッツポーズ→真顔スンッ　オリックス中嶋監督の“神行動”が「マジ名将」

第3戦、9回に小田がバスターを決めて劇的な“同点サヨナラ”

　オリックスは「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージでロッテを下し、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。“同点サヨナラ”決着となった劇的な瞬間、中嶋聡監督が取った行動が「相手チームをリスペクトする姿最高です」「選手もだけど中嶋監督のロッテ選手へのあの行動もカッコよすぎる」と注目されている。

　12日の第3戦は、9回に小田裕也外野手がバスターを決めて同点とし、この時点でアドバンテージを含む3勝1分けとなり勝負が付いた。一塁ベンチを飛び出し歓喜の輪をつくるナイン。中嶋監督も右手を高々と掲げて喜びを表現した。しかし再び右拳を握ろうとした瞬間、自身の前にロッテ・中村奨、三木の姿が。すかさず真顔に戻ると中村奨のお尻をポンと叩き、三木と握手を交わし、健闘を称え合った。

　指揮官の姿に、ファンは「中嶋監督がロッテの選手来たところでスンッと真顔に戻るの良いわ」「喜びながらもロッテの選手たちを労うシーンはとても尊敬出来るよなぁ」「敵チームに対して敬意を払うことが出来る監督がいるチームは強い」「相手チームへのリスペクトも欠かさない中嶋監督マジで名将だと思う」と采配だけでなく、人間性を絶賛する声が続出した。