「この番号、お前にあげる」 鷹の背番号“継承の瞬間”に「映像見て泣きそうになった」

ソフトバンク・長谷川勇也(左)と栗原陵矢【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・長谷川勇也(左)と栗原陵矢【写真:藤浦一都】

栗原の背番号を「31」から「24」に変更「最多安打を取れるように」

 ソフトバンクは14日、栗原陵矢捕手の背番号を「31」から「24」に変更すると発表した。今季限りで現役引退した長谷川勇也1軍打撃コーチが背負っていた番号を引き継ぐ。球団公式ツイッターは“背番号継承動画”を投稿。ファンからはタイトル奪取の期待が高まっている。

 栗原は今季、打率.275、21本塁打、77打点とキャリアハイの好成績をマーク。東京五輪では金メダル獲得に貢献した。球団は「侍魂を継承」と38秒の動画を公開。栗原は長谷川から「この番号、お前にあげる」と24番の練習着を手渡され、「長谷川さんという素晴らしい、偉大な方から受け継いだ24番。最多安打を取れるように、タイトルを狙いながら来年から頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っている。

 ソフトバンクの24番は2011年に内川聖一内野手(現ヤクルト)が付け、2012年から長谷川勇也外野手が着用。好打者の背番号という印象が強い。ファンからは「期待しかない」「グッときました」「映像見て泣きそうになりました」「やばい胸熱すぎる」「24で球団初の200本安打を打ってくれ」などと期待のコメントが並んだ。自らの番号とし、先輩たちの期待に応えたいところだ。

【実際の動画】「侍魂を継承」 栗原に手渡されたホークス24番継承動画

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