「靴だと思えばいいんです」最初のグラブはこう選ぶ 何より大事な“フィット感”

自分にぴったりのグラブはどのように選べばいいのだろうか? グラブ開発担当者に聞いた
自分にぴったりのグラブはどのように選べばいいのだろうか? グラブ開発担当者に聞いた

1つ目にピッタリ、ローリングスの「ジュニアHYPER TECH R9」シリーズ

 少年少女が野球を始めたい!となった時、まず必要になるのがグラブだ。売り場を見れば色も形も様々な商品が展開されている中で、自分にぴったりのグラブはどのように選べばいいのだろうか?

「靴だと思えばいいんですよ。ブカブカなものを履けば、歩くのも難しいじゃないですか」と言うのは、ローリングスジャパンでグラブの開発を担当する日高泰也さんだ。「グラブのサイズはよく身長が目安として示されていますけど、手の大きい子も小さい子もいます。はめてみて、自分の手にフィットするものを選ぶのが一番大切だと思います」と指針を示す。

 このような考えを元に作られているのがローリングスの「ジュニアHYPER TECH R9シリーズ」だ。野球を本格的に始めようと考えた時“一つ目のグラブ”として求められる要素を、考え抜いた製品だ。

 何よりも重視しているのがフィット感だ。S、M、L、LLの4サイズが用意されている。さらにひもを引くだけで手を入れる口が締まり、グラブと手がより一体に感じられる構造をとっている。

 次に柔らかさだ。買ってすぐにキャッチボールをできる仕様になっている。と言っても、全体が柔らかくては、ボールをきちんと捕ることはできない。手の関節と一緒に“折れる”部分が柔らかく、硬い部分はしっかり硬い構造になっており、ボールが自然と収まるようにできている。

 さらに、捕手ミット、一塁ミットの他は「オールラウンド用」として用意。1人の選手がさまざまなポジションを守る、少年野球の現場の事情も考えている。

 ローリングスは大リーグに公式球や、守備の達人に贈られるゴールデングラブ賞を提供する歴史あるメーカー。さらに日本向けの商品企画は国内で行っている。機能を考え抜かれた用具が、子どもたちの好プレーを生む。

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