大谷翔平が満票MVP、米メディアはゲレーロJr.に同情 「オオタニがそれ程凄かった」
ゲレーロJr.は投票で2位票は29、3位票で1を集める
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、満票でのア・リーグMVPを受賞した。大谷の歴史的な活躍もありMVPを逃したブラディミール・ゲレーロJr.内野手には米メディアも「モンスター級の活躍をしながらも……」と同情の声を上げている。
ゲレーロJr.は今シーズン、3冠王こそ逃したがリーグ3位の打率.311、リーグトップタイの48本塁打、111打点をマーク。MVPを決める全米野球記者協会(BBWAA)記者30人の投票では2位票で29、3位票では1を集める結果となった。
大谷がいない他のシーズンなら文句なしのMVP選出だったともいえる。米メディア「CBSスポーツ」のダニー・ビエッティ記者は自身のツイッターで「今年のオオタニがそれ程凄かったと言うわけだ」と同情の声を上げていた。
さらにAP通信のケイシー・ドロッター氏も大谷のMVP受賞は当然の結果だったことに言及しながら「ゲレーロJr.がモンスター級の活躍をしながらも1位票を1票さえ得られないなんて、本当に狂気じみている」と指摘。地元メディア「KDKA-TVスポーツ」のボブ・ポンペアニ氏も「オオタニと同じリーグでプレーする彼のことを気の毒に思う。そうでなければ彼はMVPを容易く手にしているだろう」と伝えていた。
(Full-Count編集部)