ジャイアンツが元広島投手を“放出” 契約延長からわずか12日「ちょっとした驚き」
2016年から広島、ロッテに在籍のジャクソンは今季メジャー復帰
ロッテ、広島でプレーしたジェイ・ジャクソン投手が19日(日本時間20日)、今季プレーした米大リーグ・ジャイアンツでメジャー昇格の条件となる40人枠を外れ、指名譲渡選手(DFA)とされた。ジャイアンツは11月7日(同8日)に、球団側のオプションを行使してジャクソンの契約を延長すると発表したばかりで、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はこれを「ちょっとした驚きだ」としている。
ジャクソンは2016年から3年間広島でプレー、昨季もロッテで7試合に投げた。今季、ジャイアンツ傘下の3Aサクラメントでシーズンインしたものの、7月に大リーグ昇格。シーズン107勝と圧倒的な強さを誇ったチームで中継ぎとして23試合に投げ2勝1敗、防御率3.74と居場所を掴んだ。プレーオフの登録からは漏れたものの、球団はオプションを行使しての契約延長を発表していた。
同サイトは契約延長が発表されてからわずか12日での“放出劇”を「ちょっとした驚きだ」と振り返り、ジャクソンの今季の働きとして対戦打者の31.1%から三振を奪ったことを紹介している。
ジャイアンツはジャクソンらに代わり、若手3選手を40人枠入りさせた。「ルール5ドラフト」で他球団に獲得されるのを避けるための措置とされている。
(Full-Count編集部)