オリックス吉田正尚の“ヒーロー”が凄い 今季ナMVPの最長弾が「獣のよう」「ロケット」

ナ・リーグMVPに輝いたフィリーズのブライス・ハーパー【写真:Getty Images】
ナ・リーグMVPに輝いたフィリーズのブライス・ハーパー【写真:Getty Images】

ハーパーは2度目のシーズンMVPを受賞

 20日の「SMBC 日本シリーズ2021」第1戦で、9回に劇的なサヨナラ打を放ったオリックスの主砲・吉田正尚外野手には憧れのプレーヤーがいる。今季ナ・リーグMVPに輝いたブライス・ハーパー外野手だ。MLBが公式ツイッターに公開したハーパーの今季最長本塁打5本を集めた動画にファンも唖然。「獣のよう」「なんて美しいんだ」と賛辞が集まっている。

 ハーパーは今季、2度目のナ・リーグMVPを受賞した。35本塁打、打率.309という成績で、長打率.615と二塁打42本はリーグトップ。今季最長の本塁打は4月25日(日本時間26日)の試合で放った飛距離468フィート(約142.6メートル)の一発だ。5本はいずれも雄大な放物線を描き、とんでもない飛距離を叩き出している。「ロケット」「ブライスの爆弾」と驚きのコメントが止む様子はない。

 吉田正はオリックス入団の際、当時ハーパーが背負っていた背番号「34」を望んで背負ったほど心酔している。飛距離と打率を両立させる打撃術も共通点だ。憧れがMVPを受賞したシーズン、吉田正もまた強行復帰した日本シリーズで大活躍を見せてくれそうだ。

【実際の動画を見る】吉田正尚も憧れる「獣のような」一発とは? ハーパーの今季最長弾

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