鈴木誠也はメジャーでも「通用する」 東京五輪米国代表監督が目の当たりにした能力とは?
ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」のバッサ記者がレポート
ポスティングシステムを利用してメジャリーグ移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手。メジャーリーグ機構(MLB)は21日(日本時間22日)に契約可能選手として全30球団に通知され、譲渡金を支払う意志のある全球団との交渉が解禁された。
10球団以上が関心を示し、獲得レースに参戦すると見られている中で、西海岸の名門であるドジャースも日本人スラッガーに興味を見せている。ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」のデビッド・バッサ記者は「ドジャースは日本人外野手のセイヤ・スズキに興味を示している」と伝えた。
また、バッサ記者は東京五輪で米国代表を率いたマイク・ソーシア監督のコメントとして「セイヤ・スズキならMLBでもパワーは通用すると考えている。そして『右翼からの送球はとてつもない』としている」とも伝えている。
一方で東海岸の名門球団であるレッドソックスはさほど積極的ではないよう。地元メディア「NBCスポーツ・ボストン」はレッドソックスがこれまで鈴木誠也の動向に注目してきたことに触れつつ「マリナーズ、レンジャーズ、ジャイアンツらが有力候補とみなされているように、スズキ獲得により意欲を燃やしている球団は別にあることはほぼ間違いないだろう」と指摘している。
編成責任者であるハイム・ブルーム氏が就任して以降、大金を投入しての戦力補強には積極的ではないレッドソックス。これまでの方針を考えれば、鈴木誠也の獲得レースに積極的に参戦する可能性は低いようだ。
(Full-Count編集部)