中央学院大が初の決勝へ、大学4冠狙う慶大と対戦 明治神宮大会決勝カードが決定
中央学院大は3度目の出場で初の決勝戦へ
第52回明治神宮野球大会は24日、神宮球場で大学の部の準決勝が行われた。第2試合では中央学院大が国学院大を6-2で下して初の決勝進出。25日に行われる決勝のカードは慶大-中央学院大に決まった。
中央学院大は、初回2死満塁から6番・下山昂大内野手(2年)の走者一掃の右中間への三塁打などで4点を先制。さらには、2回1死一塁で、佐藤晃一捕手(4年)が左翼上段に飛び込む特大の2ランを放ち、6-0とした。
その後、先発した清水一眞投手(1年)が4回無死二塁で国学院大・柳舘に2ランを被弾したが、2番手で登板したエース・古田島成龍投手(4年)が好救援。9回に3連続四球で無死満塁のピンチを招いたが、山崎凪投手(4年)がリードを守り抜いて逃げ切った。
中央学院大は2002年以来19年ぶり3度目の出場で、初の決勝進出に。春秋の東京六大学リーグ、全日本大学野球選手権大会を制し、東京六大学勢初の大学4冠がかかる慶大か、初優勝を狙う中央学院大か――。決勝は25日の13時から神宮球場で行われる。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)