ヤクルト3連勝で20年ぶり日本一に王手 41歳石川はセ最年長シリーズ勝利を達成
11月25日が誕生日の高津臣吾監督は“バースデー日本一”にあと1勝
■ヤクルト 2ー1 オリックス(日本シリーズ・24日・東京ドーム)
ヤクルトが接戦を制して2001年以来20年ぶりの日本一に王手をかけた。「SMBC日本シリーズ2021」は24日、東京ドームで第4戦が行われた。2勝1敗としていたヤクルトは6回にオスナが勝ち越し適時打を放ち、これが決勝打に。対戦成績を3勝1敗とし、日本一へあと1勝とした。
ヤクルトは2回、前日の第3戦で決勝2ランを放っていたサンタナが右翼スタンドへ2戦連発となるソロ本塁打を放って先制に成功した。先発のベテラン石川は5回までオリックス打線をわずか1安打に封じる好投を見せた。
ベテラン左腕は6回に連打とサンタナのミスの間に同点に追いつかれたものの、その裏、2死一、二塁でオスナが勝ち越しの中前適時打。1点のリードを奪うと、7回からは石山、清水、マクガフのリレーでリードを守り抜いて逃げ切った。41歳10か月の石川は日本シリーズでセ・リーグ最年長勝利となった。
これで対戦成績はヤクルトの3勝1敗となり、2001年以来20年ぶりの日本一に王手。11月25日が53歳の誕生日となる高津臣吾監督は“バースデー日本一”にあと1勝とした。
(Full-Count編集部)