ヤクルト石川「めちゃくちゃ嬉しい」 20年目で日本S初勝利「まだまだルーキーの気持ち」
6回1失点の好投でセ・リーグ投手ではシリーズ最年長勝利に
■ヤクルト 2ー1 オリックス(日本シリーズ・24日・東京ドーム)
ヤクルトが接戦を制して2001年以来20年ぶりの日本一に王手をかけた。「SMBC日本シリーズ2021」は24日、東京ドームで第4戦が行われ、先発した石川雅規投手が6回1失点の好投でシリーズ初勝利。セ・リーグでは最年長シリーズ勝利を達成し、試合後のお立ち台では「めちゃくちゃ嬉しいです」と笑顔を浮かべた。
老獪な投球術でオリックス打線に凡打の山を築かせた。5回までわずか1安打に封じる好投。6回に味方のミスも絡んで1点を失ったが、その裏、オスナの適時打で勝ち越した。左腕は6回1失点の好投で勝ち投手に。「先頭打者から全力でいつ潰れてもいい、信頼あるリリーフ陣に繋げようと思っていた。自分は楽しみながらマウンドに上がることができました」と振り返った。
プロ20年目で日本シリーズ初勝利。「いろんな1勝が重いですけど、日本シリーズまで来るまで長かったですし、勝てて良かったねと自分に言ってあげたい」と語りファンを笑わせると「年齢は関係ないと思っている。マウンドに上がったらまだまだルーキーの気持ちで投げている。まだまだ頑張りたいと思います」と語っていた。
(Full-Count編集部)