エンゼルスにWBC・MVP右腕は「ベストフィット」 MLB公式が更なる投手補強を予想
MLB公式「安定感を求めるならストローマン」
来季の巻き返しに向け、今オフに投手補強に着手しているエンゼルス。先発では既にノア・シンダーガード、マイケル・ローレンゼンを獲得したが、更なる補強はあるのだろうか。MLB公式サイトは、メッツからFAになったマーカス・ストローマンが「ベストフィットかもしれない」と報じている。
今季ア・リーグ西地区4位に終わったエンゼルスについて、記事は「ローテーションの充実が今オフの最優先事項であり、ノア・シンダーガードとマイケル・ローレンゼンと契約した後も更なる補強を狙っている」と指摘する。ただ、獲得を目指していたとされるマックス・シャーザーはメッツ、ロビー・レイはマリナーズ入りが既に決定した。
他にもエドゥアルド・ロドリゲスはタイガース、アンソニー・デスクラファニはジャイアンツと再契約、ジョン・グレイはレンジャーズ、アンドリュー・ヒーニーはドジャース、スティーブン・マッツはカージナルス、コーリー・クルーバーはレイズとの契約が決まり、FA市場からいなくなった。
記事は、ストローマン、カルロス・ロドン、クレイトン・カーショー、ザック・グリンキー、マイケル・ピネダらがFA市場に残っているベストな先発投手だとし、「シンダーガードでリスクを取ったエンゼルスが安定感を求めるならストローマンがベストフィットかもしれない。30歳右腕は2021年、防御率3.02を記録。ここ5シーズン中4シーズンで32試合以上登板している(出場しなかった昨年は除く)」と評している。
MLB公式のジョン・モロシ記者によると、エンゼルスはレッズとルイス・カスティーヨのトレード交渉もしているという。シンダーガード、ローレンゼンに加え、救援左腕アーロン・ループを獲得し、守護神・イグレシアスと再契約する見通しのエンゼルスが更に先発を補強するか、注目される。
(Full-Count編集部)