パドレスが虎スアレス&鷹マルティネスをW獲り ダルビッシュ&元虎ジョンソンも在籍
プレラーGMはレンジャーズGM補佐時代にマルティネスを高く評価していた
ダルビッシュ有投手の在籍するパドレスがNPB経験者を一気に2人、チームに加えることになった。1日(日本時間2日)に、阪神を退団したロベルト・スアレス投手の獲得を発表。さらにソフトバンクのニック・マルティネス投手と契約に合意したと米メディアで一斉に報じられた。
今季、阪神で42セーブをマークして2年連続の最多セーブのタイトルを獲得したスアレス。NPB通算6年で191試合に登板して7勝13敗68セーブ37ホールドの成績を残した。米メディアの報道によると、1年契約で年俸700万ドル(約7億9000万円)程度と見込まれている。
日本ハムから今季ソフトバンクに加入したマルティネスは21試合に登板して9勝4敗、防御率1.60の好成績をマーク。規定投球回には届かなかったものの、6回自責点3以内のクオリティスタートは20回を数えた。条件面は4年総額2000万ドル(約22億6000万円)と伝えられている。
スアレス、マルティネスが新たに加わることになるパドレスにはダルビッシュ有投手が在籍。さらには2019年に阪神でプレーしたピアース・ジョンソン投手も2020年から所属しており、今季は63試合に投げて3勝4敗、防御率3.22とチームに貢献していた。
パドレスのAJ・プレラーGMは、マルティネスがレンジャーズ在籍時代に同球団のGM補佐を務め、右腕のことを高く評価していた1人。さらに、レンジャーズでは元広島のコルビー・ルイス投手が“逆輸入”で活躍したのも目の当たりにしており、ジョンソンの活躍もあり、NPB出身選手の力をわかっている人物とも言える。
来季のパドレスではダルビッシュとマルティネスが先発し、ジョンソンとスアレスがバトンを受けてリリーフする、といった“NPBリレー”が数多く見られるかもしれない。
(Full-Count編集部)