「選手寿命は領収証の中身で分かる」金遣い激変…税理士の予感的中した戦力外
年代によって領収証の“質”に差が出ることも「大卒・社会人の方が…」
自分で稼いだお金を何に使うかは自由。ストレス解消やモチベーションアップのために散財することを否定はしない。ただ、“遊び”の比重が目に見えて増えたことで、成績が下降線になったケースは1度ではない。その先に待っていたのは、球団からの戦力外通告。「全てが当てはまるわけではないですが、領収証の中身を見ていると選手としての寿命が分かってしまう時がある」。他人事では捉えられないだけに、もどかしい思いを抱える。
金銭感覚は個人の価値観や考え方次第だが、年代によって差が出ることも。まだ未成年の高卒と、すでに結婚している場合もある社会人とでは違って当たり前で「やっぱり大卒・社会人の方が、領収証の“質”という面ではいいですね」とも。「ただ、若いうちからしっかり考えている選手がいるのも確かです」と補足も加える。
やはり、傾向として見てきたのは「長く活躍する選手ほど、自分の体に投資しています」。戦力外になるのは自己責任だが、ファンの期待を背負っているのも確か。球団によっては契約更改を迎えている時期。お金との向き合い方は、一流へのピースのひとつであることには間違いない。
(Full-Count編集部)