西川、大田ら“放出”の日ハムは残り「8」…パ各球団の支配下登録枠はどうなった?

ドラフトで9選手指名の日本ハムにもまだ8枠の空き

 8年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだソフトバンクはパ・リーグで最多の59選手を保留者名簿に残した。ドラフトで風間球打投手(ノースアジア大明桜)ら5選手を指名しており、現状で支配下登録枠は64選手まで枠が埋まっている。外国人ではカーター・スチュワート・ジュニア投手、リバン・モイネロ投手、ジュリスベル・グラシアル内野手とアルフレド・デスパイネ外野手を残している。

 新庄剛志新監督を迎える日本ハムで保留者名簿に記載されたのは53選手。ドラフトでは達孝太投手(天理)ら、12球団で最多となる9選手を指名した。外国人ではブライアン・ロドリゲス投手が名簿に名を連ね、新たにレナート・ヌニエス内野手の加入が決定。現状の支配下登録選手は63選手で、残り7枠の余裕がある。

 再建への強い意志が伺えるのが最下位に沈んだ西武だ。名簿に残した選手はパ最少の52人。ドラフトで指名した隅田知一郎(西日本工大)ら6人、加入が決まったブライアン・オグレイディ外野手、ディートリック・エンス投手と合わせて60人が埋まる。今季在籍した外国人選手はシーズン中に退団したメヒアを含め全5選手が自由契約に。パ・リーグで最も多い残る10の選手枠をどう使うのか注目される。

 各球団、空いている選手枠を7月末の選手獲得期限に向けて埋めていく作業が待つ。外国人やFA選手獲得といった補強や、育成選手の支配下昇格などがその手段だ。

(Full-Count編集部)

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