室内練習場でプロの練習を目の当たりに… ヤクルトジュニアの強さの秘密とは?

東京ヤクルトスワローズジュニア【写真:伊藤賢汰】
東京ヤクルトスワローズジュニア【写真:伊藤賢汰】

元内野手の度会博文氏が監督を務める

 東京ヤクルトスワローズジュニアを率いる度会博文監督は神宮球場、横浜スタジアムで開催されるNPB12球団ジュニアトーナメントで大会3連覇を目指す。練習環境は1軍選手も使う室内練習場や戸田球場。ベテラン・石川雅規投手や主砲の村上宗隆内野手と触れ合う機会もあり、度会監督によると、子どもたちにとっての“サプライズ”がチーム強化のポイントにもなっているという。

――今大会で3連覇を目指すヤクルトジュニアには好選手が揃っていますが、他のチームとの違いで挙げられることはありますか?

「施設ですかね……。他のジュニアチームに比べるとプロと同じ施設を貸してもらえるというのはすごくありがたいなと思っています。日によって、活動場所が違ったり、球場が小さくて外野練習ができなかったり、1日練習ができなかったりするところもあると思いますが、ヤクルトの場合はプロが使う室内や(イースタン公式戦を行う)戸田球場を使わせてもらえるのはいい環境なんじゃないかと思います」

――プロの選手が実際に使用するから、子どもたちが受ける刺激も大きいですよね?

「ジュニアチームが練習をしていると、たまに休みの村上(宗隆内野手)が打っていたりします。そういうのを見ていて、子どもが成長していく。奥川(恭伸投手)とかもいて『すげえなぁ』って言って見ていますよ。ありがたい環境ですよね。雄平もティーをあげたり、スイング見てくれたりしましたね。お父さんお母さんたちも感動していました」

――子どもたちが着用しているTシャツも選手からのプレゼントがあったとか?

「石川(雅規投手)は毎年のようにチームを気にしてくれています。今年も私に声をかけてきてくれて、Tシャツを用意してくれます。みんな、喜んでいるよと報告してあげています。Tシャツだけでなく、リストバンドとかいろんなことを考えてくれて、子どもたちのモチベーションが上がりますよね」

過去2年の優勝チームも、優勝できると思えるチームではなかった

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