巨人が女子チームの新設を発表 原監督が激励「必ず育ちつなげていけるチームに」
島野ら高校生2人、大学生2人の4選手が1期生として入団する
巨人は8日、東京・両国国技館で「読売巨人軍2021シーズン感謝祭in国技館」を開催し、2023年からの本格活動を目指して「女子硬式野球チーム」を新設すると発表。第1期生の4選手がお披露目された。
第1期生として入団するのは今年の全国高校女子野球選手権で優勝した神戸弘陵のエース右腕・島野愛友利投手、至学館高・吉安清投手、平成国際大・金満梨々那捕手、大体大・山下陽夏外野手の4選手。背番号「89」を着ける島野は「野球レベルの向上、女子野球の発展に貢献できるように頑張ります」と抱負を語った。
女子野球に参入するのはNPBでは西武、阪神に続いて3球団目。来年にトライアウトを実施しチームを編成する方針で、2023年から関東女子硬式野球連盟主催の「ヴィーナスリーグ」参加を目指す。今季まで投手コーチを務めた宮本和知・球団社長付アドバイザーが立ち上げに携わる。
原辰徳監督は「まだ4名ですけど、必ず育ちつなげていけるチームにしましょう。スタートラインに立ったみんなが目標になりますので頑張ってください」と激励の言葉を贈った。
(Full-Count編集部)