都市対抗、東京ガスが9得点大勝で初の決勝進出 優勝かけHonda熊本と9日決戦

走者一掃の適時二塁打を放った東京ガス・石川裕也【写真:中戸川知世】
走者一掃の適時二塁打を放った東京ガス・石川裕也【写真:中戸川知世】

日本ハム・ドラ9、上川畑大悟は準決勝で姿消す

 第92回都市対抗野球は8日、東京ドームで準決勝2試合を行い、第1試合ではHonda熊本が2-1でセガサミーにサヨナラ勝ち。第2試合では東京ガスがNTT東日本との東京対決を9-3で制し、それぞれ決勝に駒を進めた。

 Honda熊本は1点リードの9回表、先発の片山雄貴投手が完封まであと1死のところでセガサミーの7番・中川智裕内野手に同点の左越えソロを被弾。しかしその裏の先頭、ルーキーの4番・古寺宏輝内野手がバックスクリーンへサヨナラソロを放ち、勝負を決めた。

 東京ガスは初回に3点を先制すると、3回にも1点を追加。5回には四死球で作ったチャンスをものにし、4点を奪って突き放した。NTT東日本は今秋のプロ野球ドラフト会議で日本ハムから9位指名を受けた上川畑大悟内野手が2安打を含む3出塁と活躍したが及ばなかった。

 Honda熊本は19年ぶり、東京ガスは初めての決勝進出。決勝は9日午後4時から東京ドームで行われる。

(鉾久真大 / Masahiro Muku)

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