「笑みを浮かべずに見るのは不可能」 MLBで実現した強打者VS強打者の“ニヤニヤ対決”
今季22本塁打のリゾが投手、打席には31本塁打のリゾ
大リーグでは大差がついたケースなど、野手がマウンドに上がるケースがしばしばみられる。投球分析家で「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏はこの事象に着目。「野手による最も愉快な奪三振賞」として公開した動画が「笑みを浮かべずにこれを見るのは不可能」とファンの笑いを誘っている。
これは4月28日(日本時間29日)にアトランタで行われたブレーブスとカブスの1戦。7回ブレーブスの攻撃で打席に向かったのは今季31発の大砲フレディ・フリーマン。そしてマウンドに上がったのは、こちらも今季2球団で22発を放ったホームラン打者のアンソニー・リゾだ。リゾは61マイル(約98.1キロ)の変化球を外角低めに決めて三振を奪うと、フリーマンも「やられた!」というような笑顔で応えた。
おたがい噴き出してしまいそうなニヤニヤ顔の対決には、ファンも大注目。「2021年の球界で最高の瞬間の1つ」「最後に交わし合う笑みよ」「サインに首を振るところ、楽しんでいる様子が最高だ」「これは何度見ても見すぎるということがない」「笑みを浮かべずにこれを見るのは不可能」とコメントが並んだ。野球の自由さ、楽しさを体現した場面だった。