“大胆シフト”は「強打者の証」 吉田正、柳田ら悩ませたロッテの守備【今季の名場面】

ロッテの“正尚シフト”【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテの“正尚シフト”【画像:パーソル パ・リーグTV】

中前打、右前打のはずが凡打に変えた

 2021年のプロ野球はヤクルトが20年ぶりの日本一に輝き、幕を下ろした。熱戦が繰り広げられた今季の“名珍場面”を振り返る。今回は、アウトの確率を少しでも上げるため各球団が採用する“大胆シフト”だ。

 2年連続首位打者に輝いたオリックスの吉田正。強打と三振をしないミート力を兼ね添える好打者にロッテは“正尚シフト”で対応。三塁手を遊撃付近、遊撃手を二塁ベース後方に置くポジショニングが功を奏し、中前に抜けそうな打球も遊ゴロに仕留めていた。

 その他にもロッテはソフトバンクの柳田に対し二塁手の中村奨がほぼ右翼の位置に付き、一、二塁間を襲った強烈な打球を悠々とアウトにする“ギータシフト”を成功させている。

 知恵を絞った様々なシフトを「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「極端すぎるシフトたち」とのタイトルで公開。これにはファンも「柳田シフトはマジでハマりまくってる」「強打者の証」「これで何本損しているか……」と大注目。また、ロッテ・マーティンがシフト破りの“がら空き三塁”セーフティバントには「IQ高すぎ」「一枚上だった」と賛辞を送っていた。

【動画】オリ吉田正の中前打、鷹柳田の右前打が凡打に… アウトを奪う“大胆シフト”

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