MVP記者投票の内訳をチェック セがヤクルト村上、パはオリ由伸の本命決着も…
オリックス25年ぶりVを支えた打撃陣にはどのくらいの票が?
日本野球機構(NPB)は15日、都内ホテルで今季プロ野球の総決算となる「NPBアワード2021 supported by リポビタンD」を開き、今季の両リーグMVPを発表した。。セはヤクルトの村上宗隆内野手、パはオリックスの山本由伸投手で共に初受賞。どのような選手が票を集めたのか、その内訳を見てみよう。
MVPは新聞社、通信社、放送局に属し5年以上の取材歴を持つ記者の投票によって決まり、3人を連記する。1位票に5点、2位票に3点、3位票に1点が与えられ、合計点数によって受賞者が決まる。受賞した村上には1472点、山本には1419点が集まり、2位以下を大きく引き離した。
山本にはパ・リーグの有効投票数286票のうち、283の1位票が集まった。他に1位票を得たのは本塁打王の杉本裕太郎外野手が2票、13勝の宮城大弥投手(オリックス)が1票。
セの1位票は、有効投票数306のうち村上に287票。2位は最優秀中継ぎに輝いた清水昇投手の7票。3位には鈴木誠也外野手(広島)の5票。
2人以外に、パ・リーグでは優勝したオリックスの主砲2人にも票が集まった。得点で見ると2位は本塁打王の杉本裕太郎外野手で460点、3位が首位打者の吉田正尚外野手で421点だった。
セ・リーグは、優勝したヤクルトで村上とともに打線の核となった山田哲人内野手が348点で2位、清水にも3位の255点が集まった。また4位は岡本和真内野手(巨人)で135点だった。
(Full-Count編集部)