DeNA牧秀悟、5倍超の大幅増7000万円でサイン 驚き隠せず「ビックリしました」
新人王を逃すも、打率.314、22本塁打71打点と非の打ちどころのない成績
DeNAの牧秀悟内野手は16日、横浜スタジアム内で契約更改交渉を行い、5700万円増の7000万円でサインした。5倍超となる大幅アップとなった牧は交渉後の会見で「本当にいいのかなというくらい」と、驚きを隠せない様子だった。(金額は推定)
昨年のドラフト2位で入団し、今季はセ・リーグ3位の打率.314、153安打22本塁打71打点と新人としては非の打ちどころのない成績。8月25日に京セラドームで行われた阪神戦では、新人では史上初のサイクル安打を達成した。
新人王を選出する記者投票では、広島の守護神で驚異的な防御率0.86をマークした栗林良吏投手に125票差で敗れたが、NPBから新人特別賞を贈られた。この日の会見では「(新人王は)今年しか取れないので取りたかったですが、特別賞をいただいたので満足かなと思いますと語った。
「ビックリしました。全然想像以上。5000万円くらいもらえたらいいな……」と、想像の遥か上を行く提示だったことも明かした牧。アップ分の使い道については「家族が応援してくれたので、年末に実家に帰った時にご飯とか連れて行ければなと思います」と、家族サービスに使うと語っていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)