息子に付きっきりの“野球ママ”に不満の娘 元巨人投手の妻が抱える“最大の悩み”
林京子さんは土日のどちらかを「できるだけ長女と過ごすように…」
少年野球では保護者が丸一日付き添うことも珍しくない。巨人、日本ハム、DeNAで投手として活躍した林昌範さんの妻でフリーアナウンサーの林京子さんも、少年野球チームに所属する長男のサポートで土日に家を離れることが少なくない。連載4回目では、林さんが野球ママとして抱える一番の悩みを明かした。
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現在、小学5年生の長男は、年長から野球をしています。私が野球ママになってからの一番の悩みは、長女と過ごす時間が減ったことでした。長女は長男の2歳年上ですが、長男の少年野球の日は留守番をしてもらう時間が長くなってしまいます。野球チームで当番をする日にシッターさんに自宅へ来てもらった時もありましたが、長女の好きなバレエの教室を土日に入れることにしました。野球チームに男の子の兄弟はよく来ていますが、ある程度の年齢に達した女の子は長時間外にいても時間を持て余してしまいます。
5年生になった長男は、毎週のように試合があります。長女は思春期なのもあって、「なんで長男ばっかり」と不満を口にしています。私も申し訳ないと感じているので、少年野球の当番がない日や、土日のどちらかを、できるだけ長女と過ごすようにしています。遊びに行ったり、ランチに行ったりしています。見に行けなかった長男の試合は、ママ友が動画で送ってくれるので、ありがたいです。
主人も長女を気にかけています。主人にも2歳年上のお姉さんがいるのですが、思春期は大変だったそうです。土日は自分の野球に家族全員が付き添うのが決まりのようになっていて、家族旅行もできなかったと話していました。今でも、お姉さんに申し訳なさを感じているようです。そういう経験もあったので、長男が少年野球チームに入る時、主人は私と長女が過ごす時間をつくってほしいと話していました。
長女は最近、土日に友達とご飯に行くようになりました。私が野球の当番で家にいない日も、居場所ができて安心しています。私が長女と過ごしたい時は、ママ友や近所の方にサポートしてもらっています。周囲には感謝していますし、私も同じ悩みを持つ母親を手助けしていきたいと思っています。
○林京子(はやし・きょうこ) 旧姓・亀井京子。1982年8月23日生まれ。兵庫県出身。2005年にテレビ東京、アナウンサー職で入社。2008年、林昌範さんとの結婚を機に退社。現在はフリーアナウンサーとして活動する1男1女の母。アスリートフードマイスター。健康志向ジェラートブランド『Karadaneeds(カラダニーズ)』を設立するなど活躍中。
Karadaneeds公式オンラインショップ:https://karadaneeds.com/
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