驚異的な守備見せた助っ人、途中加入の右腕と捕手が活躍…ロッテの今季補強を診断
国吉はロッテで17ホールド、加藤は57試合に出場
ロッテは今季、67勝57敗19分けで優勝したオリックスに2.5ゲーム差の2位。優勝へのマジックナンバーを灯したものの2005年以来のリーグVとはならなかった。シーズン途中にトレードを成立させるなど積極的だった補強策はうまくいったのか、検証する。
昨年12月に入団が決まったアデイニー・エチェバリア内野手だが、コロナ禍で来日が遅れて4月30日に1軍登録。その後故障もあり、79試合出場にとどまった。しかし、遊撃手として驚異的な守備力で度々チームを救った。シーズン途中に獲得した左腕エンニー・ロメロ投手は8月22日に1軍昇格。先発として4試合に登板した。
国吉佑樹投手は有吉優樹投手とのトレードで6月中旬にDeNAから加入。ロッテでは25試合登板で17ホールドと“勝利の方程式”の一角を担った。加藤匠馬捕手も6月に加藤翔平外野手との交換トレードで加入し、57試合に出場した。
昨年まで広島に在籍した小窪哲也内野手は九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」から8月末日にロッテに加入。7試合に出場し、シーズン後に現役引退を発表した。