オリックス吉田正、1.2億円増の4億円で更改 来季から背番号7に変更「本当に悩んだ」

契約更改交渉に臨んだオリックス・吉田正尚【写真:橋本健吾】
契約更改交渉に臨んだオリックス・吉田正尚【写真:橋本健吾】

今季年俸2億8000万円から1億2000万円増の4億円プラス出来高でサイン

 オリックスの吉田正尚外野手が22日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円増の年俸4億円プラス出来高で更改した(金額は推定)。また背番号が来季から「34」から「7」に変更になり、8日に神戸市内の病院で「両足関節鏡視下三角骨摘出手術」を行ったことも発表された。

 プロ6年目の今季はシーズン終盤に右手首の骨折で離脱したものの110試合に出場し打率.339、21本塁打72打点をマークし2年連続首位打者のタイトルを獲得。杉本との3、4番コンビで25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 慣れ親しんだ背番号「34」から糸井嘉男(現阪神)が背負い2017年から空き番となっていた「7」に変更となるが「最初は51番を……嘘です(笑)。34番に愛着もあったが、球団でも歴史ある7番。本当に悩んだが、自分自身も見つめ直してという意味も込めて、期待に応えられるように頑張りたい」と語った。

 手術に関しては今季中も違和感があったことを明かし「感覚は右足首があんまり良くなくて、そのバランスから色々、体は崩れてくる。全然プレーできる範囲だったがオフにケアしたいと思っていた。シーズン、開幕に合わせていきたい」と、来シーズンに向け問題ない様子。

 金メダルを獲得した東京五輪では侍ジャパンの中軸として打率.350の好成績。日本一には届かなかったが1年を通し充実したシーズンを過ごした吉田正は「タフな1年だった。来年はチームとしてパ・リーグ連覇、日本一。個人としては怪我なく1年間過ごして、毎年ですが個人タイトルも1番を目指したい」と意気込みを口にした。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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