支配下はわずか2人の“狭き門” 今季戦力外からNPB球団と再契約できたのは?

楽天に移籍した川島慶三(左)とDeNAに移籍した藤田一也【写真:藤浦一都、荒川祐史】
楽天に移籍した川島慶三(左)とDeNAに移籍した藤田一也【写真:藤浦一都、荒川祐史】

ソフトバンク川島が楽天、楽天藤田がDeNAに加入する

 今年も残りあとわずかとなり、来シーズンに向けた12球団の戦力補強も着々と進んでいる。今季限りで戦力外となった選手たちの去就はどうなっているのだろうか。“狭き門”であるNPB球団と再契約を掴んだ選手たちを見てみよう。(育成再契約は除く)

 ここまで支配下での契約を勝ち取ったのは、川島慶三内野手と藤田一也内野手の2人だけだ。ソフトバンク・川島は、楽天が獲得。自身4球団目となる杜の都で背番号「22」を背負う。

 またDeNAに加入する楽天・藤田は、10シーズンぶりの古巣復帰となる。39歳のベテランは後輩たちへの豊富な経験を伝えることも使命となりそうだ。

 他には6選手が育成契約で移籍が決まった。ソフトバンクからは釜元豪外野手が楽天、渡邉雄大投手が阪神へ。オリックス・勝俣翔貴内野手、鈴木優投手はいずれも巨人が獲得した。

 その巨人を戦力外となった古川侑利投手は日本ハムへ。新庄剛志監督が見守った12球団合同トライアウトでのアピールも実った。またロッテを戦力外となった大嶺祐太投手は中日へ移籍。右肘のトミー・ジョン手術を乗り越えた2006年高校生ドラフト1巡目右腕が新天地で復活を目指す。

(Full-Count編集部)

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