セ6球団の今季MVPは誰? 総合指標「WAR」で見るチームへの貢献度
鈴木誠はリーグ1位の貢献度、投手は中日・柳がトップ
巨人の先発では戸郷翔征が3.6でチームトップ。3年目の2021年はチームで唯一人、規定投球回をクリアし、9勝をマークした。救援では19セーブのビエイラが1.4。野手は坂本勇人が4.4でトップだった。広島では、鈴木誠也がリーグトップのWAR8.7。2021年シーズンは打率.317(1位)、出塁率.433(1位)、38本塁打(3位)、88打点(4位)、OPS1.072(1位)の活躍だった。37セーブ&防御率0.86のドラフト1位ルーキー栗林良吏は1.8で救援陣トップだった。
中日の柳裕也は先発投手リーグトップの4.6。右腕は防御率2.20、168奪三振で両タイトルを獲得した。野手では捕手の木下が3.4を得た。2021年は自身最多の123試合に出場、規定打席には達しなかったが、打率.270、11本塁打をマークした。DeNAのオースティンは来日2年目の2021年、規定打席には届かなかったが打率.303、チームトップの28本塁打&74打点をマークした。先発ではチーム最多6勝を挙げた大貫晋一が3.2でトップ。救援は39試合登板、防御率2.80の伊勢大夢が1位だった。