野球女子が打撃上達への“秘密兵器”を体験 スイングの数値化で分かる魅力と難しさ

野球が大好きな女子大生の菊池柚花さん【写真:荒川祐史】
野球が大好きな女子大生の菊池柚花さん【写真:荒川祐史】

最高のスイングの見つけ方は数値化することで実現可能

 実際にプレーをしたことがない野球女子も実は「バットでボールを打ってみたい」「遠くに飛ばしてみたい」という密かな野望を持っていませんか? 野球少年も必見の、打撃上達につながる新アイテムを、野球経験の全くない女子が体験してみたので「First-Pitch編集部」が紹介します。

 一緒にミズノトウキョウ(東京・神田小川町)で新アイテムを体験してくれたのは野球が大好きな女子大生の菊池柚花さん。バットスピードや角度など打撃分析ができるミズノ社の「BLAST BASEBALL」を体験してきました。分析の数値が即座にタブレットに表示され、スイングを自己分析することができます。

「全くの初心者です」と話した菊池さん。スイングスピードは小学生男子の平均値よりも低い数字だったが、一番の驚きは、ボールを線で捉える割合「オンプレーン」の数値でした。数値が高いほど、ボールがバットに当たる確率が高く、数値としては70%が理想だが、菊池さんの記録は97%。野球経験者の方でも50〜70%が多いため、スタッフも「ここまでの数値はなかなか見たことがない」と驚いていました。

 初心者でもスタッフがアドバイスをしてくれるので、自分にあったバット選びや、「BLAST―」の魅力も感じることができます。スイングの内容が数値化されることで、やる気にも繋がり“最高のスイング“を見つけることもできるかもしれません。野球初心者の女性でも、野球を始めたばかりの少年にも、バットでボールを芯で捉えた時の爽快感を味わってほしいと思います。選手たちの気持ちを、少しだけ味わえるかもしれません。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY