球界で仕事したい野球女子の目標に? メジャーで新たな女性球団幹部が誕生

アストロズ選手育成部門長に就任するサラ・グッドラムさん【写真:Getty Images】
アストロズ選手育成部門長に就任するサラ・グッドラムさん【写真:Getty Images】

アストロズの選手育成部門長にサラ・グッドラムさんが就任

 近年、MLBにおいては女性の活躍が目立つ。アストロズは5日(日本時間6日)、球団の選手育成部門長にサラ・グッドラムさんが就任すると発表した。まだまだ少ない女性の球団幹部。新たなロールモデルの誕生は、将来野球界で仕事をしたいと夢見る野球少女の希望にもなりそうだ。

 グッドラムさんは昨年1月にブルワーズ傘下の打撃コーディネーターに就任。球団の打撃プログラムの取りまとめや、マイナーチームの打撃コーチ陣の管理を担当した。この役職に女性が就くのはMLB史上初めてのことだったが、わずか1年で“昇進”。MLB公式サイトによると、新天地では選手育成部門の全職員を監督し、人材の採用や育成の中心的な仕事にも携わるという。

 28歳のグッドラムさんは、オレゴン大学時代にソフトボール選手として活躍。その後ユタ大学で運動スポーツ科学の修士号を取得し、2017年からブルワーズのスポーツ科学・統合スポーツパフォーマンス研究室に勤務していた。

2020年1月には初の女性コーチが、11月には初の女性GMが誕生

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