DeNA大田泰示「外野でやりたい」 佐野ら強力レギュラーも定位置奪取へ意欲十分
球団施設DOCKで自主トレ公開「毎日が新鮮だなと思います」
DeNAの大田泰示外野手が11日、神奈川・横須賀市の球団施設DOCKで行っている自主トレを公開した。昨オフに日本ハムを自由契約となり、DeNAへ移籍。この日はキャッチボール、筋力トレーニングなどで汗を流し、「新鮮な気持ちになります。ユニホームも変われば、毎日会うスタッフも変わる。毎日が新鮮だなと思います」と語った。
昨年11月16日に日本ハムから来季の契約を提示されない「ノンテンダー」で保留者名簿を外れ、12月14日にDeNA移籍が決まった。新天地では佐野恵太、タイラー・オースティン、桑原将志と激しい定位置争いが待っている。巨人時代に内野を守った経験はあるものの、日本ハム時代の2020年には外野手部門のゴールデングラブ賞に輝いた。「外野でやっぱりやりたいですね。守備範囲、ポジショニング。自分をアピールして、三浦監督の目にとまってくれれば。ライトが長いからライトにはやりやすさはあります」と打ち明けた。
昨季は極度の不振に苦しみ、1か月以上の離脱を2度繰り返した。76試合出場にとどまり、打率.204、3本塁打、20打点と不本意な成績に終わった。「自分の持ち味を出せれば。守備も長所。(打撃は)勝負どころで結果を出せるように」と意気込みを語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)