スパイクの色は自由、ロングパンツもOKに ポニーリーグが個性や多様性を尊重

チームとしてスパイクの色を統一する必要がないという規定が運用

 今年からは本格的に運用する規定では、ユニホームのパンツの丈はチーム内で統一する必要はなく、ロングとショートが混在することを認める。

 さらに、チーム内でスパイクの色が混在することも認めることにしたという。

 スパイクの色と言えば「黒」が主流だったが、最近では熱中症予防の一環として比較的熱を吸収しにくい「白」に変更するチームが増加。だが、チームで色を統一するとなると、まだ履ける黒いスパイクを無駄にしたり、臨時出費として家計の負担になったりしてしまう。また、子どもの色の好みも考慮し、チームとしてスパイクの色を統一する必要がないという規定が運用される。

 また、子どもたちを故障から守り、未来へ大きく羽ばたけるように送りだそうという理念を持つポニーリーグでは、協会常務理事の1人で群馬・館林にある慶友整形外科病院の古島弘三医師を中心に、故障しがちな肩肘のケアを重視。これまでコロナ禍により2年開催が見送られていたポニーフェスタを5月1日に開催し、関東連盟所属チームの選手たちを集め、肩肘に故障がないか一斉検診をする。

 ポニーフェスタではさらに、4月に入部した選手の保護者を対象とする審判講習会や栄養・食事講座、監督やコーチを対象とした指導者講習会も行われる予定だ。

 今年もまた、子どもたちが真剣勝負を楽しみながら伸び伸びと野球に専念できる環境を提供し続ける。

(Full-Count編集部)

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