ナショナルズの“問題児”逮捕、酩酊運転の疑い 過去には喧嘩で解雇、帰宅命令も
セス・ロメロ容疑者は酩酊状態で車を運転した疑い、約57万円で保釈
ナショナルズの左腕セス・ロメロ投手が現地時間14日、酩酊状態で車を運転した疑いで逮捕された。米メディア「NBCスポーツ」が伝えている。ロメロ容疑者は5000ドル(約57万円)の保釈金を支払って保釈されたという。
逮捕されたのは14日の朝。球団側は「私たちはセス・ロメロが関わっている事件について認識しています。さらなる情報を集めているところであり、現時点ではこれ以上のコメントは控えさせていただきます」と話している。
ロメロ容疑者は2017年のドラフトで1巡目指名を受けナショナルズに入団。2020年にメジャーデビューを果たしたが、キャリア通算でわずか3試合登板にとどまっている。昨季はマイナーリーグでプレーした。
同メディアによると、問題行動を度々起こしてきた過去も。ヒューストン大時代は全米トップクラスのプロスペクトだったが、3年間で2度の出場停止処分。2017年4月には、チームメートと喧嘩してチームから解雇されたという。
プロ入り後の2018年には、スプリングトレーニングでチームのルールに違反して帰宅を命じられたことも。その年は左肘の内側側副靭帯を部分断裂する災難にも見舞われた。“問題児”との見方もあるロメロ容疑者は、マウンド外でばかり目立っている。
(Full-Count編集部)