ラミレス氏の次なる野望は「GM」 助っ人見極める“目”に自信「25~30HR保証」
夢への一歩「アジアンブリーズ」GM就任
「GMになりたいという目標があったらそれに向けて準備したり計画を立てたり、夢に向かって動くのは人間みんなすること」というラミレス氏はこの度「アジアンブリーズ」のGMに就任した。
「アジアンブリーズ」はNPBを戦力外になった選手や、独立リーグで機会に恵まれなかった選手らに、世界中でプレーするチャンスを与える団体。日本では1度戦力外となるとプレー機会に恵まれないことも多いため「埋もれている才能をアメリカや世界各国に紹介する団体です」と説明する。
「MLB球団とマイナー契約してそこからメジャーに挑戦したり、ラテンアメリカもメキシコ、プエルトリコ、ベネズエラなどリーグがある。もちろんアジアやヨーロッパのリーグでもプレーするチャンスを与える。世界中に野球のリーグはあるんです。逆に海外の選手を日本に紹介するというのもやっていきたい」
夢への第1歩、まずは「アジアンブリーズ」で“ラミレスGM”が誕生した。これまで日本で成功する夢、そして日本で監督を務める夢を叶えてきた男は、やはりポジティブだった。
「僕がもし外国人野手を連れてくる権限があるのであれば、1軍でプレーさえすれば25~30本打つのは保証できる。プラスとマイナスな部分は数字を見たりしてすぐ分かるので、そこはかなり自信を持っています。もしGMになれたら、ファンは“ラミちゃんだったら何かしてくれるんじゃないか”と期待してくれると思う。何かいい部分をお見せしたり、決断する準備はもうできています」
いつの日か、NPB球団に“ラミレスGM”は誕生するのだろうか。もし実現すれば、どんなチームを作り上げるのだろうか。ファンはきっと、その日を楽しみに待っている。